あなたならどっち!?アメリカへの駐在VSタイへの駐在

本社人事必読 海外駐在のリアル

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投稿日:2019-09-12 更新日:

アメリカ駐在員

ヨーロッパの先進国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでの生活は駐在員・帯同家族にとってもウキウキした気分を隠せないハッピーライフへの入り口だというイメージがあります。アメリカのように英語圏での生活となると、分かる単語も多いのでちょっとした安心感もあります。

ヨーロッパと比べて独立からの歴史が短いので、建物自体は新しく高層ビルが建つ都市もたくさんあります。資本主義で大きくなった国らしく生産性第一&効率第一なので、移民も多く受け入れ、新しいものへ取り組みにも楽観的な国民性。


駐在員が帯同家族と住む家の家賃はとても高く、日本の家とは比べ物にならないくらいの広さがある庭と部屋なのでもちろんお手伝いさん付き。

ここまでの話だと、「華やかな駐在員」としか言いようがありません!!
しかしアメリカ駐在ならではの悩みもあるのです。

-貯金ができない
(とにかく物価が高い。また就学児は日本語の補習校に通うことが多く年間70万弱と英語向上の為に通う語学学校への月謝、水泳・バレエ・ダンス等の習い事をすることを考えると日本にいるとき以上の出費がかかります)

-現地スタッフの英語力が高すぎて馬鹿にされる
(日本人は読み書きは出来ても、会話力が低いと言われています。ネイティブ英語を話す現地スタッフと同等に話せるようになるまでに駐在期間が終わってしまうということも。英語が第二言語の国で働けばお互いつたない英語でも分かり合えたのかもしれません)

-ランチ代が高い
(東南アジアであれば100円〜150円で食べられるローカルフードですが、アメリカで同額のランチと言えばマクドナルドの1ドルメニュー位しかありません。米文化の日本人が毎食ハンバーガーを食べるのは辛いので少しばかり高くても日本食レストランへ行くかお弁当を持参する人が多い)

タイ駐在員

「タイ」という国名を聞いて、まだ道端に像が歩いている田舎町を想像していませんか?

駐在員が多いバンコクは東京や大阪に引けを取らない大都市です。

タイ人は、タイ王国や王室に対する尊敬がとても強いです。特に崩御された前タイ国王・プミポン国王陛下への尊敬心は極めて強く、国民はプミポン国王を「父」としてとても慕い敬意をはらっていました。私達、外国人もタイ王室をないがしろにせずに、敬う姿勢を持つ必要があります。


国民の殆どが仏教徒で信仰心も強く日頃からお寺に足を運んでおり、お寺の前を通り過ぎる時はバスの中からも合掌するというタイ人がほとんどです。

近隣諸国から「フジスーパー」に買い出しに来る駐在員一家もいるくらい商品が充実している日系スーパーがあることは、とてもありがたいものです。フジスーパーは生鮮食品(野菜、肉、魚)の他にもお弁当やお惣菜、生活必需品等ほぼ全ての物が揃う日本のスーパー!日本人が多いバンコクだけに日本人が好む現地の商品には、日本語での説明が記載されています。

また、アメリカのように駐在員が一軒家に住むことはありませんが(安全上の問題)、駐在員が住むアパートは綺麗で快適そのもの!プールやジムはもちろん、最寄り駅までの送迎サービスもあります。

毎食ランチはタイ料理で良い!と思えるくらいバリエーションがあり美味しいローカルフードは種類豊富で100円〜150円!そしてタイはマッサージ天国なので、時間潰しのためマッサージを利用される方も多いのです。ローカルフードを食べ続ければ、もちろん食費は安上がり。同じアジア圏なので安心感もあり、交通費が安いので近隣国への旅行も安く行けます。

バンコクへの駐在は良いことだらけ!
さてさて、バンコクに住む駐在員の悩みはなんでしょう。

-夜の店が多く、日本からの出張者や接待にも2次会がマスト!
(まだまだ古き良き時代の接待文化があります。女の子がいる店だって、自分が行きたくて行っている訳でもないのに家族からは白い目で見られる。)

-休日ゴルフはマスト!
(タイは名門ゴルフ場が多く、日本より安くプレーができたりカートが1人1台に義務付けられているのでハイソな気分で楽しめるため、週末・祝日は必ずゴルフの接待が入る。ゴルフが終わると食事→夜のお店とコースが決まっているので休日がない)

-南国特有のゆったりとした人種
(温かい国で育った人の特徴なのか国民性なのか、日本の社会常識とは大きく異なるので日本人を顧客としたビジネスとなると時間厳守や納期厳守を気にしていないので駐在員としては管理が大変。また離職率が高い。)

-社内言語がタイ語の企業が多い
(あの丸々とした可愛らしいタイ語ですが、声調や文法が日本語と異なり聞いたこともないような言葉を覚えなければいけない。休日は語学学校に通い自宅に帰ってきて復習しているにも関わらず街中でタイ語を話すとタイ人から「あーっ!?」と大きな声で返答され挫折しそうになる)

あなたなら、どっちを選びますか?


赴任先を選べない事がほとんどだと思いますが、もし自分で選ぶことができるのならばどちらを選びますか?

上記の記事を読むとアメリカ(ニューヨークやカリフォルニア)、タイ(バンコク)などの都市部をイメージしますが、実際に海も山もなく広大な農園が続くような田舎町もあるので住んでみなければ分かりません。

「〇〇君、来月から3年間アメリカに駐在してもらうよ!」

「〇〇君、来月から3年間タイに駐在してもらうよ!」

どちらもビックリすることに違いはありませんが、そのとき直感的に嬉しいのは?
こんな妄想をしながらリラックスする時間を持つことも大切です。

駐在ライフ

英語でのカウンセリングルームは幾つかありますが、やはり日本人と母国語での対面カウンセリングはとても有意義です。何より実際、現地の生活や現地で生活する日本人と関わっている経験豊富な日本人カウンセラーは「同士」として見ることができるのでカウンセリングを受ける側も安心です。

カウンセラーには守秘義務があります。クライエントから相談された内容は絶対に外部に漏れません。日本で仕事をしていれば産業医に相談することができたのかも知れませんが、異国の地では公的機関もなく、ストレスの吐け口がないのです。

仕事や人間関係以外でも、家族や友人に話しづらい内容もあります。心の専門家である臨床心理士は、「悩み一発解消!」ではなく「心の落とし所」を一緒に見つけてくれるパートナーでもあります。確かに現時点で大きな悩みがない人もいます。忙しくてカウンセリングに費やす時間はないと思っている方もいると思います。しかし定期カウンセリングを受けることでメンタル不調に繋がる小さな芽を摘み取りながら快適な生活を送ることは、とても大事なことです。

駐在ライフにご興味がありましたら是非一度お問い合わせください。

駐在ライフ
問い合わせ先: chuzai.life@seesaa.vn

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