【海外での人間関係】日本人村の諸々に疲れたらどうする?

メンタルヘルスとセルフケア

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投稿日:2019-03-11 更新日:

色んな人が、色んなところで絡んでおります。

前回の記事で、外国での生活に馴染めずにホームシックになってしまった駐在員の妻(駐妻)のケースをまじえて、海外生活で感じるストレスへの対処法についてご案内しました。
今回は、渡航先現地での日本人同士の人間関係に躓いた時に読んでほしい対処方法をいくつか考えてみました。

 

まず人間関係に躓いた自分を責めず受け入れる


いきなり、まったくメソッド的じゃない話ですみません。

でも、人間関係に消耗しやすい人というのは、それだけ人に気を遣ったり、周囲とうまく付き合おうという真面目な方が多いので、内心、自責がちな人が多いのではと思って書きました。自責の人って偉いですけど。

海外って、すごいんですよ。本当に色々な日本人がいるんです。普通に生きてれば国内で就職・転職・結婚・子育てを終える日本人が多い中、海外で働いたり活躍する人というのは、すごく優秀だったり、エネルギーがあったり、野心家だったり、日本の生活や仕事を窮屈に思って飛び出してきた人だったり、数年日本を離れちゃって現地の価値観や慣習にかなり染まっちゃった人もいます。
そりゃ個性的な人が多くなるはずです。
けれど、日本人自体の絶対数は本国に比べたら少ないので、中身が濃厚になるのですよね。

(これを読んでいるあなただって自覚ないかもしれませんがその一員です。)

当然のように、個性が強い者ばかりの社会で摩擦がおきないわけがありませんし、ビジネスでもそれ以外でも、一部のパワフルなインフルエンサーを中心に集団が出来上がっていて、気づいたら自分もそこに所属していた、という現象もありますよね。

海外の日本人は、本国にいる人より変わった人が多いんだ!それでも集団を形成して日々、仕事やプライベートでも一緒に過ごしているんだ!そりゃ、自分が合わない人との遭遇率も高まるはずだし疲れるはずだし!

と思って開き直ることをおすすめします。

 

苦手な人とは、心理的な距離を置く


よく、苦手な人や嫌いな人とは距離を置くって聞きますけど、相手が職場の上司だったり、取引先だったりすると、全く近づかないとかコミュニケーションを取らないということも難しいですよね。
ですが、物理的な距離のコントロールは厳しくても、心理的な距離は自分である程度コントロールできます。

―特別な感情を、相手に対して持たないことが心理的な距離を保つコツだよ―

相手に対する感情が強くなればなるほど、相手との心理的な距離は近づいてしまいます。
「嫌い」という感情でも、「好き」という感情でも、どちらであっても、感情の強さが問題なので、{無感情(興味なし)}が最強に距離を保てます。

嫌いな人との接し方【心理的距離を置く】関わらない僕の方法(僕の人間関係ノート)

上で紹介した記事の筆者によると、心理的な距離を置くというのは、言い換えれば「その人のことを思ったり考えたりする時間を作らない」ということのようです。

例えば
・嫌いな人や苦手な人の”嫌いなところ”や”苦手なところ”を無駄に反芻しない
・逆に苦手な人や嫌いな人を無理に好きになろうとしない

確かに、これをやればやるだけ、自分の嫌いな人、苦手な人のことを考えてしまい、改善したいはずがどんどん気持ちが荒ぶったり落ち込んだりしそうです。

また、仕事関係で言えば、
・職場の人を好き・嫌いにわざわざ振り分けない

とありました。好き・嫌い・苦手ではなく、相手との関係を「役割」と「役割」の関係として割り切る、というところまで達観できれば、精神的な負担を自分次第である程度軽減できそうです。

 

自分に合った新しいコミュニティを探す。


人間関係に疲れると、極端に人付き合いを止めてしまう人もいると思うんですけど、それは長い目で見ると得策ではないかもしれません。

「あー、海外での狭い日本人社会にはうんざり!」

とか思ったとして、他に目を向けてみれば、あなたがうんざりしたり疲れたりするコミュニティばかりではなかったりします。狭いなりに、多様なコミュニティが多いのは海外でも日本でも変わりません。

以前から興味はあったが、なかなか手を出せていなかった趣味を始めて、できればサークルや同好会に参加してみては?
肩書や上下関係を気にせず同じ好きなことに一緒に打ち込める仲間がいるというのは良いものです。自分がこれまで窮屈に感じていた狭い世界とはまた別の世界ができたように感じます。

勿論、人と会わずに一人で自分自身をゆっくり癒やす時間を作るのも大事です。何事も義務感を感じないのがちょうど良いですよ。

 

この記事は駐在ライフ運営事務局によって書かれています。

海外―
特にアジアで頑張る日本人向けのメンタルヘルスケアの総合サポートとして、メンタル不調を未然に防ぐ、をコンセプトに「駐在ライフ」というサービスを立ち上げ、運営しております。

駐在員やその奥様向けに、うつになる前の予防として臨床心理士を派遣しての定期対面カウンセリングをメインに、電話通訳サポートコールや、皆様の生活を少しでも便利にできそうな機能をWebとスマホアプリでご提供しております。

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